カトリーヌ・リス Catherine Riss
オーナーのカトリーヌは、2003年ボーヌの醸造学校に通い、その後2005年にディジョン大学でDO(フランス国家認定醸造技師)の資格を取得。卒業後、サンテミリオン、ジゴンダス、南アフリカ、ニュージーランドなどワイナリーを転々と。2009年から、シャプティエのアルザス責任者として3年間働き、2012年自らのドメーヌを立ち上げる。2014年間借りしていた醸造所から新しい単独の醸造所に移りドメーヌを本格始動させる。 産地:フランス>アルザス>バラン>ミッテルベルクハイム 生産者:カトリーヌ・リス 農法:ビオロジック |
アルザス ドゥス・ド・ターブル 2019(白) ワイン名は 「テーブルの下」=「とっておきのもの」という意味と、エチケットはdessous fé minins「女性の下着」を掛けている。ワインはみずみずしく清涼感があり、ライムなどのフレーバーと柑橘系の苦み、そしてミネラルの締まりが心地よ い。味わいは爽やかだが酒質はしっかりとしているので、野菜や魚介だけではなく鶏肉など白身の肉にも合わせられるオールマイティーなワインです。開けてから 1 週間経っても、マメや酸化は一切なく、むしろどんどん旨味とミネラル感が増している、凄いワインです。自然酵母で1か月発酵、古樽で11ヶ月熟成。SO2無添加、ノンフィルター。 葡萄品種:ピノオーセロワ70%、シルヴァネール30% price:3590円 /750ml(完売) |
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アルザス ピノノワール リーブル・コム・レール 2019(赤) ワイン名は 「風のように自由になる」という意味があり、エチケットのデザインにはハングライダーが描かれている。カトリーヌの醸造所のすぐ隣村アイショフェ ン(Eichhoffen)にある0.5haのピノの畑を、村が若手のBio生産者に賃貸するという公募があり、公募にみごと合格し2019年から新しく仕込むことになった。ワインは酒質が柔らかくチャーミング。みずみずしい果実味にダシのような旨味がぎっしり詰まっていて、繊細 なタンニンが余韻を優しく締める。自然酵母で10日間発酵、古樽で8か月熟成、SO2無添加、ノンフィルター。 葡萄品種:ピノ・ノワール(樹齢35年平均) price:3930円 /750ml(完売) |
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アルザス アンプラント 2019(赤) ワイン名は「指紋」という意味があり、エチケットの女性の顔がリスの指紋となっている。2019年は、4月に降った雹と歴史的な猛暑により収量が例年よりも取れなかったが、ワインの品質的に近年まれに見る当たり年。醸造も順調で何も問題がなく、樽熟する前にすでにワインが完成されていたという。酒質は柔らかく、染み入るような果実のコクとかつおダシのような旨味、洗練されたミネラルが長く余韻に残る。 自然酵母で12日間醗酵、古樽で9か月熟成、SO2無添加、ノンフィルター。 葡萄品種:ピノ・ノワール(樹齢23年平均) price:4430円 /750ml(完売) |
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アルザス ピノノワール タ・パ・ドゥ・シスト?2019(赤) アルザスで唯一シストブルー土壌のあるシッフェルベルグ。シッフェルベルグは通常リースリングなど白が有名だが、カトリーヌは白ではなく丘の急斜面に0.56haのピノノワールを所有している。一般的なアルザスのピノノ ワールと比べて硬い鉱物的なミネラルを感じるのがシストブルーの特徴で、2019 年は収量が少ない分よりミネラ ルの凝縮味を感じるワインに仕上がっている。果実味が艶やかで明るくチャーミング。酒質的には今回リリースするアンプラントとよく似ているが、飲み比べてみるとミネラルの厚みと奥行きの深さの違いがはっきりと分かる。自然酵母で8日間発酵、古樽で10か月熟成、SO2無添加、ノンフィルター。 葡萄品種:ピノ・ノワール(樹齢17年~48年) price:6800円 /750ml(完売) |
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アルザス リースリング ド・グレ・ウ・ド・フォルス 2018(白) 2018年は収量に恵まれた年だが、ブドウのリンゴ酸と窒素が例年よりも少なかったため、発酵に苦労した難しい年だった。ワインは、酸が穏やかな分酒質が優しくとても繊細。甘みにも似たピュアなエキスは、フルーツカクテルのシロップをイメージさせる余韻、滋味深いミネラルの複雑味が長く口の中に残る。いつものド・グレ・ウ・ド・フォルスよりも控えめで奥ゆかしく、とてもエレガントなワインだ。自然酵母で18か月発酵、50%古樽、50%ステンレスで12か月熟成。古樽で熟成させていたシッフェルベルグ2018年をアッサンブラージュしステンレスタンクで10か月熟成。SO2は瓶詰め前に20ppm添加、フィルター有。 葡萄品種:リースリング100%(樹齢31~51年) price:3729円 /750ml(完売) |
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